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山梨 武田神社 [巡礼]

平成二十一年十二月十一日 その99 山梨 武田神社

ホームページ http://www.takedajinja.or.jp/
主祭神    武田信玄公
創建     1919年

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甲府駅から北へ、山梨大学へ向かう気持ちのよいほどまっすぐな上り坂の突き当りは、堀と石垣に囲まれた武田神社です。もともとは、武田氏邸躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)。日露戦争の後、日本が軍国主義を貫く中、軍国の守護神として武田信玄を祀ることを目的として創建されました。

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また、当社は2006年「武田氏館」として日本100名城(24番)に選定されました。そういったわけで、寺社巡りというより、旧跡巡りの趣きです。武田氏は信虎、晴信(信玄)、勝頼の3代でここに居城しましたが、勝頼は長篠の戦いでの敗戦後に韮崎の新府城に移転しています。

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また、武田氏滅亡後、川尻・徳川もここで政務をとったとされていますが、勝頼が韮崎の新府城に移った8年後には、徳川の家臣によって現在の甲府市中心地に甲府城が築城され、廃城となりました。中央線で通過する際に、見える石垣は甲府城のもので、信玄の居城が別であることを知るのは、輪行で甲府を通過した2年前のことでした。

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空堀の紅葉です。当初は外濠、内濠、空濠の三重構造で、天主のない平城です。本来の通用門は東面にあり、現在の神社の参道は、武田神社本殿を作る際に石垣を崩し作られたものです。

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ちなみに、武田氏の氏神は韮崎にある武田八幡宮です。こちらもいずれ訪れるつもりです。

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